シングルマザーの悩み

公的支援制度のいろいろ

シングルマザーとして上手に生活していくためには公的な支援制度を積極的に活用することをお勧めします。

 

児童扶養手当はその代表例ですが、それ以外にもいろいろあるので、知っておいて損はありません。

 

まずは住宅ですが、公営住宅(市営住宅)の入居者募集で抽選となった場合は当選の確率を3~5倍程度は優遇してくれるようになっています。更には緊急一時保護という制度もあり、やむを得ない事情から,住む場所等当面の行き場も失ってしまったシングルマザーについては保護や援助も行ってくれます。

 

仕事においては技術を習得して就職しようとする意欲があるシングルマザーは職業訓練校の応募も可能です。授業料は無料で、1ヶ月のビジネス知識、パソコン基礎などの基礎訓練科、3ヶ月の商業簿記、パソコン基礎などのOA経理課、6ヶ月の製図基礎、パソコンを使った2・3次元図面作成技能などのCAD製図科、というように期間に応じた訓練があり、通学時は認可保育園への入園条件にも合致しています。

 

又、資金援助については、母子寡婦福祉資金制度などがあり、事業開始、事業継続、住宅等の各資金の貸付を行っています。保証人が必要となっていますが、まずは相談をしてみてください。

 

まずは積極的に生活をしようという気持ちが大切で、努力次第では子供との明るい暮らしも難しいことではありません。